バッティングでボールが当たらない人はたった2つのポイントを意識すれば劇的に変わる!

野球の上達法

この記事を読むのに必要な時間は約6分です。

※この記事はこんな方向けに書いています。

・バッティングセンターに行ってもバットがボールに当たらない

・最近草野球を始めたが、とにかくまったくボールが前に飛ばない

・少年野球で息子(娘)がなかなか試合で活躍できない

しゃっす!

みなさん、野球やってますか!?

さて、今回のテーマは「バッティングでボールにバットが当たらない人はどうすれば当たるようになるのか」です。

(最近野球を始めた方や少年野球をやっている子など初心者向けの内容です)

バッティングセンターなどで、80km/hくらいまでは打てるけど110km/hとかになるとなかなか当たらない、こういう人をよく見かけます。

でもこういう人たちはだいたい「ある2つのこと」を意識してスイングするだけで劇的にバッティングが変わる可能性があります。

これを実践すればわりとすぐバットにボールが当たるようになりますよ!

なぜバットがボールに当たらないのか?

そもそもなぜバットがボールに当たらないんでしょうか?

その理由はいくつか考えられます。

ボールの球速に対してバットのスイングスピードが遅い

当然ながら、速い球を打つにはそれに対応出来るスイングスピード(バットを振る速さ)が必要になります。

自分の経験上、まず1つ目の壁が120キロです。

野球未経験者で120キロをいきなり打つことが出来る人はほとんどいないと思います。

いろいろ要因はありますが、一番の理由としては野球未経験者や初心者はスイングが大振りになってしまいがちで、「ムダのないスイングが出来ないから」でしょう。

そしてスイングスピードを速くするには

  • ムダのない打撃フォームを取り入れる
  • 筋力アップする

主に上の2つが考えられます。

ボールの軌道と違うところをスイングしている

野球初心者によくあるのがこのケースです。

80キロ、90キロ台のボールを空振りしている場合、ほぼこれが原因といっていいでしょう。

ボールがホームベースを通過する軌道に対してバットを降らなければ、バットはボールを捉えることが出来ません。

そんなの当たり前だろ!

と思うかもしれませんが、この現象自体は意外と野球経験者にも起こることなのです。

自分のイメージの動きと実際の動きは違うことをまず知る

これは何のスポーツにも言えることですが、まず「自分のイメージ上の動き」「実際の動き」にはギャップがあることを意識しましょう。

これはどんなに運動神経が良い人でも起こることで、特にバッティングやピッチングなどの回旋運動(身体が回転する運動)では顕著に起こります。

なぜこんなことが起こるかを説明すると今回の話とどんどん離れていくので、とにかくそういうものだと思ってください。笑

簡単に言うと「身体が回ることで遠心力が働いて、自分の予想よりバットを出すポイントがずれる」ということが「イメージ」と「実際の動き」のギャップの正体です。

(イナーシャル・ギャップと呼んだりもします)

詳しく知りたい方はこちらの本に書いてあります。

古い本ですが野球の動きを科学的に検証している本で、自分も学生時代は一生懸命読みました。

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バッティングやピッチングの上級者ほどこの理屈を理解しており、自分のイメージと実際の動きを限りなくシンクロさせるために日々練習しています。

つまり野球初心者の人はボールを狙ってスイングしているのに、実際はイメージとギャップのあるスイングをしているため空振ってしまうということです。

ということはこのギャップを矯正出来れば空振ることはなくなりますね!

ボールの1個上を振るイメージでスイングする

ボールがきた時、いつもより「ボール一つ分上を振るイメージ」でスイングしてみましょう。

ボールの一つ分上を振るなんて本来空振るはずですが、おそらくバットに当たるはずです。

バットスイングが身についてないうちは、おそらくバットの重みになれていないからか皆バットが下からの軌道で出てきます。

つまりイメージよりも実際はずっと下側を振ってしまうのです。

なのでそのギャップを修正するために「ボールの1つ分上」を振ると、ちょうど良い軌道でバットで出てきてミートすることが出来ます。

もしボール1つ分上でも空振るようなら2つ分を振るイメージでスイングしてみてください。

バットは上から下に出すイメージで振る

上で書いた通り、バットを振りなれていない人のスイングは共通して、スイングの始動時はバットが下に出てきます。

その後ホームベース上で最も低い軌道を通って、最終的にアッパースイングのようなフォロースルー(振り終わり)になります。

通常ボールがホームベースを通過する瞬間が打つタイミングですが、この時にバットが一番低いところを通過するので空振ってしまうのです。

高めを空振り、低めのボールはミート出来るという人はまさにこういうスイングをしている人です。

このスイングを矯正するために、「バットは上から下に出すイメージ」で振ってみてください。

もう少し具体的に言うと、構えた位置からそのまま直線的にボールに向かって振るようなイメージです。

この意識でスイングすることで、バットが下から出てくることがなくなり、かなりボールに当たるようになるはずです。

こういうスイングを補助するような道具も世の中にはあります。

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このリストガードをつけると親指から手首が固定され、バットが下から出づらくなります。

‘https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12171644657’

‘http://g-times.jp/wristguard/’

横浜ベイスターズの筒香選手や現アナハイム・エンゼルスの大谷選手などのプロ野球選手も愛用している野球ギアなので、使ってみる価値は十分にあると思いますよ。

動画で自分のバッティングフォームを確認すると良い

一番良いのは素振りでも試合の打席でも良いので、自分自身のバッティングフォームを正面・側面から動画で撮影して確認してみることです。

おそらくあなたがイメージしている動きとはかなり違った動きをしているはずです。

この「実際の動き」を客観的に捉え、あなたがイメージしている理想の動きとのギャップをなくしていくことが上達の秘訣です

これはプロ野球選手なども打撃練習中に行っていることなので、一番オススメな方法です。

まとめ

というわけでバットにボールが全然当たらないという人は以下のことを試してみてください!

  • ボールの1つ分上を振ってみる
  • バットを上から出すイメージで振る
  • 自分のスイングを動画で撮って確認する

さぁこのイメージを持ってバッセンでガンガン打ち込みましょう!

それではまた!

っした!

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