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これから初めて野球のグローブを買おうとしている
グローブを買いかえようとしている
しゃっす!
みなさんはどんなグローブを使っていますか?
実はウェッブ(ボールを取る網のところ)ひとつをとっても、ポジションごとに適正があったりするんです。
グローブが欲しいと思っているけどどんなのを買えばいいのかわからないというアナタ!
安心してください、これを読めばあなたもグローブ博士だ!
グローブはポジションごとに形が違う
これは知っている人が多いと思いますが、グローブというのは守備のポジションごとに形が異なります。
またグローブはグラブとも言います。まあどうでもいいですけど。笑
大きく分けるとピッチャー用・キャッチャー用・ファースト用・内野手用・外野手用の5つ種類です。
それぞれの特徴と選び方を解説していきますが、共通して言えるのは自分の手のサイズに合ったグローブを選ぶことだと思います。
ピッチャー用グローブ
【特徴】
ウェッブ(網のところ)が網状ではなく完全に覆われているタイプが多いです。
これは投球時にボールの握りがウェッブ越しに見えないようにして、変化球なのかストレートなのか悟らせないためです。
またピッチャー用グローブは原則として単一色でないと使用出来ないので注意してください。
つまり黒ベースで白い部分があるようなカラーリングはダメということです。
まあ実際購入する際はタグなどに「投手用」と書かれているので、それを購入すれば問題ありませんが、試合中などに野手から投手に行く際は審判に注意されるので気をつけてください。
詳細は以下のサイトに記述されています。

【選ぶ際のポイント】
野球の入門書などにはピッチャーは大きいグローブにしなさいなどと書いてあったりしますが、自分の経験上大きいものより小さいグローブを使うことをオススメします。
理由はフィールディングの際に扱いやすいからです。
フィールディングとはピッチャーの打球処理(バント含む)のことです。
フィールディングはランナーやバッターをアウトにするため、コンマ何秒を争うスピードで処理しなければならないので、ハンドリングしやすい軽くて小さいグローブの方が良いです。
ちなみに大きいグローブを使えという理由は、「ピッチャー付近に速い打球が来た時にグローブで叩き落とせるから」と自分が以前読んだ本には書いてありましたが、実際にそんな打球が来てグローブで打球をはたいても、打球の軌道が変わって内野ゴロになり内野安打になります。
どちらにしてもアウトには出来ません。
なのでフィールディングを意識して小さいグローブを選んだ方が良いです!
キャッチャーミット
【特徴】
キャッチャー用のグローブはミットと呼びます。ファースト用もそうですね。
キャッチャーグローブ、ファーストグローブではなくキャッチャーミット、ファーストミットです。
ピッチャーの投球を受けることに特化した形状であり、ハンバーガーみたいな変わった形をしています。
そして一番頑丈に出来ています。硬式用の新品ミットなんてカッチカチすぎてはめても1ミリくらいしか動かせません。笑
【選ぶ際のポイント】
キャッチャーミットに関しては個々の形状における差というのはあまりないです。
自分の周りではハタケヤマのミットを使っている人が多かったです。
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ファーストミット
【特徴】
普通のグローブよりも縦長なのがファーストミットの特徴です。
これはバッターランナーは必ず一塁に向かって走るためであり、ギリギリのタイミングでもアウトに出来るようリーチが長くなったものだと思われます。
捕殺機会(ボールを取ってアウトにすること)が他の野手より多いファーストならではの形状だと言えます。
【選ぶ際のポイント】
こちらも特に個々で差があるものではないので、好みのミットを選べば良いと思います。
自分の周りではローリングスのミットを使っている人が多かった印象。
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内野手用グローブ
【特徴】
他の野手のグローブと比べて小さく、小回りが効くように作られています。
試合中、内野手のところには速く鋭い打球がたくさん飛んでくるので、小回りが効くような小さく軽いグローブが適しているのです。
【選ぶ際のポイント】
小さいこと、軽いことが大事です。
内野手の捕球の極意は「掴むのではなく当てて取ること」なので、革の丈夫さよりも軽さを重視して良いと自分は考えています。
ワールドペガサスや久保田スラッガーのグローブは軽くて内野手に向いていますよ。
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【特徴】
外野手用のグローブもファーストミットのように少し縦長のつくりをしています。
これはフライを球際でも捕球出来るようにということでしょう。
またウェッブ(アミのところ)が上の画像や十字になっているものが多く、フライの捕球時に太陽をここの部分で隠せるようにこのような形になっていると聞いたことがあります。
【選ぶ際のポイント】
外野手は最悪の場合でも打球を止める、後ろにそらさないことが一番重要です。
そのため軽さなどよりも大きいものを選ぶのがベターだと自分は考えます。
自分の周りではミズノやゼットの外野手用グローブを使っている人が多かったです。
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まとめ
今回はグローブの選び方について各ポジションごとに解説しました。
- ピッチャーと内野手は小さく小回りの効くもの
- キャッチャーとファーストはお好みで
- 外野手は大きめのものが良い
これからグローブを買おうという方は上のポイントに注意して選んでみてください。
それではまた!
っした!
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