草野球で日本一!野球Youtuberトクサン率いる天晴が全国制覇!

草野球

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しゃす!

先日12月1日金曜日、軟式野球の大会であるプライドジャパン甲子園大会が開催され、関東地区代表(東京都)の草野球チーム『天晴』さんが優勝し、みごと全国制覇を成し遂げました。

この天晴というチームは、現在野球Youtuberとして「トクサンTV」を運営しているトクサン、ライパチ、アニキの3名が所属しているチームとしても有名です。

トクサンTVとは?
野球Youtuberトクサンが運営する野球動画チャンネル。 厳密には同じ草野球チーム『天晴』に所属するライパチボーイとアニキの3名で運営している。 そのため正式な動画チャンネル名は『トクサンTV【A&R】』で、A&Rとはアニキとライパチのことである。

 

トクサンTV【A&R】
● 2016年8月23日 「トクサンTV」がスタート! ● 2016年9月 月間200万回再生を達成!(※チャンネル開始 初月) ● 2016年10月 再生回数400万 ● 2016年11月 再生回数600万回突破! ● 2017年3月 ...

 

ちなみにトクサンは学生時代には帝京高校で甲子園出場→創価大学では主将として全日本大学野球選手権大会に出場し全国ベスト4という成績を残した輝かしい経歴の持ち主で、当時プロがドラフト候補として注目していた選手です!

動画チャンネルの内容は自身の試合内容や、主に野球の練習方法などについて配信しています。

とてもわかりやすい内容なので、野球人であれば野球少年から草野球で頑張っている大人まで幅広く参考になる動画だと思いますので、見たことのない方はぜひチェックしてください。

トクサンやライパチ、アニキの野球選手としてのスキルはもちろん素晴らしいですが、それ以上に彼らの野球に対するひたむきな姿勢や人柄が僕は大好きです!

 

さて、そんなトクサンたちのチーム天晴が全国制覇を成し遂げたわけですが、この「プライドジャパン甲子園大会」ってどんな大会なんでしょうか?

プライドジャパン甲子園大会って?

プライドジャパン甲子園とは全国47都道府県で参加チームを募り、各地区ごとに予選トーナメントを行い代表チームを選出し、見事代表チームに選ばれればなんとあの阪神甲子園球場で試合をすることが出来る大会です。

 

ちなみに僕が調べた限り、草野球(軟式野球)で甲子園で試合が出来るのはこの大会しかありません。

東京ドームや神宮球場は本気を出せば(かなり高いけど)草野球でも球場を使えますが、甲子園はマジで一切貸してくれません。

当時高校球児で甲子園を目指したものの、夢が叶わなかった大人たちに夢を与えてくれる素敵なトーナメントだと思います。

とは言ってもトクサンは高校時代甲子園に出場してるんですが・・・笑

 

プライドジャパン甲子園大会
プライドジャパン甲子園大会のページです

2017年のチーム参加数は明らかになっていませんが、昨年2016年には502チームが参加したとのことなので、今年2017年も同程度かそれ以上のチーム数が参加したのでしょう。

その中で1位になったんだからこれはかなりスゴいことです!

しかもこの大会は地区予選から甲子園決勝まですべてトーナメント制です。

つまり本当の甲子園(夏の全国高校野球選手権大会)と同じで負けたら即終了の一発勝負です。

甲子園で行われた決勝トーナメントは関東地区代表(天晴)、北海道地区代表(神出設計ecoaハウス)、東海地区代表(SANWA SERVICE TUBE)、九州地区代表(nissho 野球部)の4チームが参加したのですが、このうち天晴をのぞく3チームは企業のチームでした。

このことからも天晴の実力が伺えますね。

 

ちなみにいつもならトクサンTVでこういった試合の模様を配信してくれるのですが、今回甲子園球場に動画撮影の許可を申し出たところ、動画配信によって球場内の協賛広告が過剰露出してしまうという理由で断られてしまったそうです。

つまり動画配信で多くの人に見られることで、甲子園と企業の広告契約以上に広告が映ってしまう。企業がトクしすぎやろ!という理屈らしいです。

 

なので残念ながらこの試合の動画は見ることが出来ません。

まあTwitterとかで観客席から撮影した動画を公開している人もいますが・・・笑

 

甲子園球場は特に歴史のある球場だからか、なんというかこういうところが野球界の古い体質が未だに残っているなーと感じます。

だって神宮球場とか東京ドームとかは撮影オッケーなんですよ!?

 

そんなもん・・・ケチケチしなさんな!

 

実は草野球の日本一を決める大会はいっぱいある

天晴が草野球チームとして日本一になったことは、同じく草野球をやっている自分としても希望の星であり、

「頑張れば草野球チームでも全国優勝出来るんだ!」

と夢を与えてくれました。

 

しかし。

 

実は草野球、というか軟式野球界には日本一を決める大会はけっこう色々とあるのです。

以下に挙げていってみます。

国体(国民体育大会)

野球に限らず水泳や陸上競技など、ありとあらゆるスポーツが行われる大会です。

1946年(昭和21年)から開催されているので、おそらく軟式野球でもっとも歴史のある大会だと思います。

天皇賜杯大会

現在軟式野球界でもっともレベルの高い権威ある大会

と全日本軟式野球連盟の大会概要には書いてあります。

たしかに自分のチームが所属する地域の野球連盟でも、この大会に出場するチームは企業チームのみで、別格の実力を持っています。

こちらも国体と同じく1946年(昭和21年)から開催されているので、権威がある大会なのは間違いありません。

高松宮賜杯大会

天皇賜杯大会に次ぐレベルの大会です。

この大会には1部と2部が存在し、2部ももちろんですが1部は企業チームばかりが参加しており、こちらもかなりレベルの高い大会です。

1957年(昭和32年)から開催されています。

ストロングリーグ

2001年に始まったリーグです。

上の歴史ある大会に比べるとまだ新しい組織ですが、近年だんだんとレベルが高くなってきています。

上記の大会は基本的にトーナメント制ですが、ストロングリーグはまず数チームごとにブロック分けされ、そのブロックごとにリーグ戦を行い、勝ったチームが上位トーナメントへ進出出来る仕組みになっています。

天皇賜杯大会が一番レベルの高い大会かな・・・と個人的には思う

自分は一応、上に挙げたすべての大会に参加したことがあります。

あ、もちろん本戦の全国大会ではなく地区の予選トーナメントです。笑

でも天皇賜杯や高松宮賜杯は「参加します」と言えば参加出来るのではなく、自分が所属する地域の軟式野球連盟から推薦されて出場資格をもらわないと、まず予選大会にすら出ることが出来ません。

そういった意味では参加の意思があれば出場出来る大会とは一線を画す大会であり、権威あるトーナメントなのかなとは思いますね。

真の草野球(軟式野球)日本一を知りたい!

「いやプライドジャパンより天皇賜杯が至高だから」みたいな上から目線のようなことを書きましたが、そういった意図は一切ございません。

プライドジャパン甲子園大会で優勝したのは本当にすごいことです。

並大抵のチームではこの大会に参加して勝ち進み、甲子園の土を踏むことは叶わないでしょう。

 

しかし僕はYoutubeなどですごい野球チームを見るたびいつも思うのです。

「真の日本一はどのチームなんだ!?」と!

軟式野球界は大会や運営組織が多すぎてそれぞれの組織ごとに強豪チームがいて、それらのチームが対戦する機会がないので、本当のナンバー1がどのチームなのかすごく気になります。

例えば国体や天皇賜杯に出場するような企業チームは基本的にストロングリーグやプライドジャパンなどには出場しません。

逆に天晴やクーニンズ、東京バンバータなどYoutubeで話題になっている強豪チームは国体などには出場しません。

天晴やクーニンズ、特に東京バンバータがとんでもなく強いのは動画越しによく伝わってきますが、企業チーム(スリーボンドや静岡ガスなど)もかなりえげつない強さを持っています。

両者がぶつかり合う機会がないのが歯がゆいというかなんというか・・・

高校野球みたいにみんなよーいどん!で始めれば文句なく優勝したところが一番強かったんだなと納得しますが、こんな風に組織がいろいろとあると一体どのチームが真の日本一なんだ!?

と気になってしまいます。

トクサンやクーニンさん、クマカンさん(東京バンバータの監督)達が呼びかけて真の日本一決定戦を実現してくれたらめちゃくちゃ嬉しいんですけどね。

まとめ

なんにしてもトクサンをはじめ天晴の選手のみなさん、プライドジャパン甲子園大会での優勝ほんとうにおめでとうございます。

自分は天晴と国体レベルの企業チームとの真剣勝負を観たいと切に願っております!

なにとぞ・・・なにとぞ実現のほど・・・宜しくお願い申し上げます・・・!

 

それでは今日はこのへんで!

っした!

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